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最先端の取り組み

学校は軍隊をモデルに作られた。今、その強権圧力が子供を潰し始めた。

子供の勉強環境は、親の時代とは全く違う

親は、勉強の強制圧力に呻き苦しむ子供の心が理解できるか?

 貧困の時代、「いい生活」は大きな目標であり、豊かになった親の世代でも、「いい生活」はそれなりの目標としてありました。従って、誰もが「いい生活」を手に入れるための勉強意欲を保持しており、「たかが勉強の強制圧力ぐらい突破するのが当然」と思っていました。しかし、大転換の時代に生まれた子供たちにとって、「いい生活」は、もはや生きる意欲を喚起する目標ではなくなっています。従って、現在の子供たちの勉強意欲はドン底に落ち込んでいます。

 しかも、子供たちは学校の勉強が役に立たないことを既に見抜いています。そんな勉強を「それでも、ヤレ」と強制される子供の苦痛の深刻さを、親の世代は理解できません。そこで、つい「勉強しなさい」と口にする訳ですが、子供の心の呻きも知らずに勉強を強制すればするほど子供は元気を無くしてゆき、遂には生きる意欲さえ喪ってゆくことになります。現に、「仕方なく生きているだけ」と口にする子供たちが大量に存在しています。

 現代の子供たちの生きる意欲の源は「いい生活」ではなく仲間との充足です。中でも、子供の意欲を再生するためには、みんなで「なんで?」「どうする?」を追求する場が不可欠となります。

 その場を提供するのが類塾です。

赤ん坊は、追求心の塊。それを閉塞させたのは学校教育

 誰しも赤ん坊の頃は追求心の塊で、「これは何?」「何で?」と聞きまくり、貪欲に言葉を吸収していました。しかも、それは誰かに「言葉を覚えなさい」と言われた訳ではなく、100%内発的な欠乏に基づいて吸収したものです。

 ところが、学校に入ると、一気に追求心を失ってゆきます。それは、学校で上から与えられる教科の中身が、子供の内発的な欠乏と全く繋がっていないからです。

 この3〜4年、子供たちの勉強離れは目に見えて加速しており、それに対応すべく、学校の先生はますます圧力に頼り、強制を強めてきました。その結果、子供の勉強嫌いと先生の強制圧力の悪循環で、今や学校は子供を閉じ込める監獄と化しつつあります。

 学校の強制圧力はクラブ活動にまで及んでおり、授業と宿題と学校行事を合わせると、学校による生徒の拘束時間は、優に週60時間を超えています。大人でさえ週40時間労働という縛りがあるのに、子供を相手にする学校には何の縛りもありません。これは、異常なのではないでしょうか?今や、学校は、日本最大のブラック産業だと言っても過言ではありません。

役に立たない無駄な「教育」をやり続ける学校

 大半の親は、学校で学んだ知識など、社会に出れば殆ど役に立たないことを知っているはずです。実際、漢字や加減乗除以外の知識は、殆ど使われることがありません。それは、学校で教える教科の中身が全く現実離れした中身だからですが、とりわけ近年、5教科を貫く近代思想や近代科学が現実社会との乖離を深めてゆくにつれて、教科内容の無意味さが隠しようもなくなってきました。今や、大半の子供が、学校の勉強が何の役にも立たないことを見抜いています。

 いったい、なぜ学校はこんな無駄な教育をやり続けているのでしょうか?小学校は未だしも、中・高・大の10年間は、かけがえのない貴重な歳月なのに。それは、もともと学校制度というものが、命令に従順に従うロボットのような人間を育成するために、軍隊をモデルにして作られた制度だからです。

 学校は、ナポレオンの時代、国民皆兵に不可欠なものとして制度化されました。従って、明治政府が学校制度を導入する際も、軍隊がモデルとなっています。実際、朝礼もラジオ体操も原型は軍隊だし、制服も原型は軍服だし、ランドセルも原型は兵隊の背嚢(はいのう)です。

 そんな類似より、もっと根本的な問題は、「上官の命令は絶対」であるのと全く同様に、「先生の命令は絶対」となっていることです。事実、学校は軍隊と同じく絶対的な強制圧力によって成り立っています。

子供の生きる意欲と追求心を再生することが急務

 そこでは、先生が絶対的な存在として生徒に勉強を強制し、試験、試験と生徒をムチ打って飼い慣らしてゆきます。そして、この試験圧力の下で定期テストを2〜3回も経験すれば、大半の生徒は点を取るための勉強しかしなくなり、最も大切な「これは何?」「何で?」という追求心を封印してしまいます。そんなことを追求していたら、点を取れないからです。こうして追求回路が封鎖された暗記脳が簡単にでき上がります。

 しかし、現代は大転換の時代であり、全てが目まぐるしく変化してゆきます。その変化に対応するためには本物の追求力が不可欠であり、追求回路を封鎖してしまった暗記脳では、全く使い物になりません。

 現に、受験エリートの大半が暗記脳しか持ち合わせていないことは、産業界の常識となっています。従って、今や、学歴で学生を選ぶ企業など殆ど存在しません。学歴信仰は既に崩壊したのです。

 今、必要なのは、仲間で「何で?」「どうする?」を追求する中で、子供の生きる意欲と追求心を再生すること。追求によって内発的な認識回路が形成されれば、無意味に見えた教科書の中身が内発回路に次々と繋がってゆきます。そうなれば、試験問題など簡単に突破できるようになります。

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