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社会が求める資質は志と追求力

産業界に続き、経産省も!時代は確実に動いている

 平成16年に出された経団連の提言に続き、経済産業省も動いています。経済産業省は、2018年6月に「未来の教室」と EdTech 研究会第1次提言を発表。第1章では「日本社会と教育の課題」、第2章では「『未来の教室』(2030年の普通の学び方)をどうイメージするか」、第3章では「『未来の教室』実証事業等を通じて、さらに検討すべきこと」が21ページにわたり展開されています。

「経産省も提言」
経済産業省『未来の教室』と EdTech 研究会第1次提言 要約 (平成30年6月) 

既存の教育は役に立たない
必要なのは、課題を自ら発見し解決する力

 戦後の日本の教育は、高度経済成長や安定的な社会運営を支える上で上手く機能してきた。しかし、これからの社会は、予測不可能性が高まり、一つ一つの現実課題が複雑性と相互依存性を増す。これからの時代は、「今までの前提や常識」を疑い、「本質的な課題」を直視して解決する力が必要となる。

 「何のために学ぶのか」という志を持たずに、教科書や問題集という与えられたレールに乗って勉強してきた人が、「課題を自ら発見し、解決する」という現実課題を前に、立ち往生するのは当然である。  学校を、「画一型・一斉型」授業や「学力テストで点をとる能力」を獲得する場から、「社会でそのまま通用する力」を身に付ける場へ。学習スタイルも運営の方法も、「(成果を出せる)社会人の仕事手法」に近付けていく必要がある。

経済産業省『未来の教室』と EdTech 研究会第1次提言(平成30年6月)

経団連は14年も前から提言。文科省の動き(2020年教育改革)も紹介

     経団連(日本経済団体連合会)は、実は14年も前から、教育改革の必要性を提言していました。

    経団連(日本経済団体連合会)が文部科学省に要望を突きつけた
    『21世紀を生き抜く次世代育成のための提言』骨子 (平成16年) 

    企業が求めるものは、「志と心」「行動力」「知力(追求力)」

    企業は内外での熾烈な競争の中にあり、特に、知恵で競い合う時代になっている。こうした中、産業界は以下の3つの力を備えた人材を求めている。

    • 第1に「志と心」である。「志と心」とは、社会の一員としての規範を備え、物事に使命感 をもって取り組むことのできる力である。
    • 第2に「行動力」である。「行動力」とは、情報の収集や、交渉、調整などを通じて困難を  克服しながら目標を達成する力である。
    • 第3に「知力」である。「知力」とは、深く物事を探求し考え抜く力である。

    現状はいずれも不足。大学が生まれ変わることを望む

    現状では、「志と心」、「行動力」、「知力」ともに不足していると言わざるを得ない。
    このような時代を生き抜く上で、自分で目標を立て、その達成に取り組む意欲を持続させ、試行錯誤するような体験を得ることができる機関に大学が生まれ変わることを望みたい。

    講義から対話型への転換に努めるべきである

    各大学が、人材輩出機関としてどのような役割を果たすかという点について特色ある方針を立て、加えて学生などによる授業評価を通じて授業の質の向上を図るとともに、授業形式の工夫(例えば、教員側からの一方的な講義から対話型の指導への転換など)に努めるべきである。

    重要なことは、これが産業界、しかも大企業群からの要望であること。つまり、企業の採用基準は、強制されたことを素直に暗記してきた人物とはまさに正反対の人物なのですね。

    動き出した教育改革

     産業界の要請を受けて、文科省は2020年、大学入試の大改革に踏み切り、学力の判断基準を大きく変えます。(図参照)
     大きくは知識を問う問題から追求力を問う問題へ。そして面接を導入。

    文科省が示す学力判断基準の比率

    文科省ホームページを参考に作成

     それに対応すべく、すでに小・中・高・大での指導や入試は変わってきています。
    全教科で討論や発表を通じた「主体的・対話的で深い学び」(グループ追求)による授業改善が行われていることに加え、高校では「古典探究」「理数探究」「日本史探究」「世界史探究」などの探究型授業が各教科に新設されることになり、今後は「教科を超えた探究的な学習」も一層重視される方向です。

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