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2025.01.30

「世界でかがやく類塾生たち」イベントを実施しました!

目次

    2024年1月18日(土)類塾本部にて「世界でかがやく類塾生たち」を開催しました!

    オンラインや対面合わせて、定員を大きく上回る95名の方にご参加いただきました。

    類塾プラスのコンセプト『進路探究』を軸に、現在社会の先端で活躍している類塾生3名が、自身の活動内容と類塾での学びをプレゼンするこの企画。

    お子さまはもちろん、参加された大人方も、かがやく未来への一歩を踏み出すきっかけになったのではないでしょうか。登壇者3名が織りなすそれぞれの感性や考え方を共有しながらオーディエンスを巻き込んだ素敵な会になりましたので、報告をさせていただきます。

    企画内容

    当日は、登壇者3人がそれぞれのテーマでプレゼンテーションをした後、パネルディスカッションも行いました。以下が発表の内容です。

    「自分を知るって面白い!」~自己理解学習の教材を開発~
    「STEAM教育って?」~パナソニックHDのSTEAM授業にアシスタント・通訳として参加~
    「社会的インパクトを与え未来に残るデザインとは何か、壁画とBIM建築の観点から追求する」~イギリス留学で、デザイン界への挑戦~

    プレゼンやディスカッションの中身を一部ご紹介

    一人目の登壇者は、高校3年生の中村さん(高校生部門/建築塾)。

    「Next Education Award 2024(中高生の部)」最優秀賞を受賞(東大安田講堂でプレゼン)。そのキャリアが高く評価され、今年、関西学院大学に総合選抜で見事合格。現在も校内外の様々な探究プロジェクトにチャレンジしています。

    「自分を知るって面白い!」

    社会を何も知らない中高で進路決定しないといけない苦しさを持つ多くの中高生の助けになりたかったと、自己理解学習ができる教材の開発にいたった経緯を発表してくれました。

    「語れる双六」という、カード式で「対話」「ミニゲーム」「思考整理」の3種を引き相手と対話し自分を知ることのできる教材を仲間と開発したと。

    「好きなことが多くてひとつに絞ることができないのをどうしたらいい?」という質問に対して、「私はひとつに絞らず全部やった。ただどこで何を学ぶかをちゃんと考えた」という解答に涙を流すお子さまも。

    二人目は、中学3年生野呂さん(彩都教室)。

    「Bug Hunting Gangster」が主催する「英語で昆虫採集」などのイベントに通訳として参加。2024年は「パナソニックの学校」に帯同し、Bostonの小学校で実施したサマーキャンプに通訳兼アシスタントとして参加し、参加者への英語教材などの作成も担当。学内外での活動を広げています。

    「STEAM教育とは?」

    というテーマで、2023年パナソニックHDがSTEAM教育プロジェクトをスタートしたことに伴い、2024年ボストンに赴き実証実験を行った際のお話を発表してくれました。その活動を通じて一番学んだことは「縁の大切さ」だと。

    「モチベーションが下がった時どうする?」という問いに対しての、「モチベーションが下がっていることは悪いことと思わないこと」という解答は、子どもはもちろん、大人の心も動かされました。

    そして最後は、高校1年生結城さん(オンライン教室/建築塾)。

    2025年イギリスロンドンに留学!「社会的インパクトを与え未来に残るデザインとは何か、壁画とBIM建築の観点から追求する」を探求テーマに、ブリックレーンのストリートアートの調査や現地の建築企業でのインターンを行います。

    「どうしたら社会にインパクトを与え未来に残るデザインを生み出すことができるのか?」

    祖父母農家の食堂に壁画を描いたら、近隣のみんなが活気づいたという体験から、「デザインで社会課題を解決したい」と思い、壁画(社会的インパクト)と建築(BIM)の融合で実現できないか?と考えたと。

    「挑戦するのは勇気がいるが、一歩目をどう踏み出したのか?」という問いには、

    「類塾のこども建築塾は挑戦しやすいし、やりたいことが見つけやすい。なにか大きなことだけが挑戦なのではなく、そういう場に行くだけで挑戦になる。」と、子どもたちの背中を押してくれました。

    参加者の声

    生徒さまの声

    ・三人ともチャレンジをしていて、そのチャレンジが難しいと思ったら身近にいる大人、先輩、同級生をみて頑張るというのが心に残った。3人みたいに小さい時から夢を見つけるのではなくて色々挑戦して夢を見つけたいと思った。(小4♀)

    ・どの方も親から言われたからとかではなく自分から率先して日本の未来を変えていっているということにすごく感動した。自分の好きなことや興味のあることに参加したり挑戦することの大切さを学びました。(中3♂)

    保護者さまの声

    プレゼンする子は特別な子と感じてました。好きを探求してきた、縁から受け身で喜ばれる嬉しさやそれによってできた信頼、それを支えてきた周囲の大人の支援や応援。どうしても勉強の点数を見て、塾に行かせてるのに出来ないの!とイライラする自分がいましたが、その子には何かみつけるきっかけの芽を摘まないようにと心に決め言葉選びをして育てます(小5♀母)

    無理に興味や関心がなくても、縁の中から繋がって行くこともあること。親の立場からすれば、そのような可能性に繋がる場をどれだけ提供できるのか。(中3♂父)


    先日、卒塾生サミットの実施報告をさせていただきましたが、今回は今も類塾に通う現役類塾生たちとのコラボイベントでした。

    参加された保護者のみなさまからも「負けられへんな!」「日本の未来は安泰だ!」という絶賛の声がたくさん上がっています。今の時代、「こうあるべき」とか、「こうしなくてはいけない」という意識も多い中で、「あなた」の等身大の姿を見つけ、後ろから後押しできる大人たちがいること。更には現類塾生同士のつながりを深め、考え方を共有し、ハッとする気づきや共感を感じる機会。これらはこれからも大切にしたいと、類塾プラスは思っています。

    今後も登壇してくれる子どもたちが増えることを楽しみにしています!

    改めて登壇していただいた3人、足を運んでいただいたみなさま、ありがとうございました!

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