
「国語力と非認知能力を京大生とかんがえよう」イベントを実施しました!~TEDxKyotoUniversity×類塾プラス特別イベント~
2025年2月16日(日)類塾本部にて「国語力と非認知能力を京大生とかんがえよう」イベントを開催しました!
当日は、生徒・保護者の方合わせて58名、様々な学部や留学生を交えたTEDxKyotoUniversity※(京都大学)の学生さん13名の、計71名の方にご参加いただき大盛況のイベントとなりました!
※TED(「Ideas Worth Spreading(広める価値のあるアイデア)」を目的としたアメリカの非営利団体)同様、イベントを世界中の地域やコミュニティで開催することができるイベントプログラム。公式のライセンスを取得した京都大学生たちが発足。
企画内容
当日は、登壇者3人がそれぞれのテーマでプレゼンテーションをした後、パネルディスカッションも行いました。以下が発表の内容です。
ー 国語力・非認知能力について考えてみよう
ー 入試問題(国語)にチャレンジ
ー 京大生に教えてもらおう!京大生から学ぼう!
ご様子を一部ご紹介
国語力・非認知能力について考えてみよう
前半は「非認知能力」「国語力」とは改めて何か?ということを、社会状況やAI時代であることなども絡めながら展開。後半は、非認知能力を探究する『対話型鑑賞』と呼ばれる思考法を実践しました。一枚の絵を見て、「これは何にみえるか?」という問いに対して、皆で意見を交わしました。
ぜひ、ブログを読んでくださっている皆様もやってみましょう。
【手順】
準備:絵を30秒間見つめてください。
①感想を問う
「作品をみて、感じたこと、考えたことを教えてください」
②根拠を問う
「どこをみて、そう感じたか?」
③他の可能性を問う
「ほかにも発見や感想はありますか?」
上記の絵をみた皆さんからは「レースやカーテン」「人の体内を表現していそう」「みそしる」など、感性豊かな発信がありました。一人では思いつかないような発信が飛び交い、自分の視野の広がりを感じられるのがグループワークや発表の醍醐味のひとつ。会場は大きな盛り上がりをみせました。


入試問題(国語)にチャレンジ
京都大学の入試問題(国語)で出題された文章を読み、何度も議論を重ねました。
「線が引いてある前後を読む」など、よくテクニックとして教わることがありますよね。文字を追って、表面的に理解する「問題を解くための読み方」ではなく、本文を通して「心が揺さぶられる瞬間を楽しむ読み方」に、京都大学の入試問題を使って挑戦しました。
〈2024年 京都大学 入試問題より〉
ブラート・オクジャワ 「祈り」より
京大生に教えてもらおう!京大生から学ぼう!
京大生の皆さんは、勉学だけではなく、様々な実践的な取り組みにチャレンジしています。
そんな京大生たちへのインタビュー、そしてご参加いただいたお子さま、保護者さまから募った質問に答えてもらいました。
Q幼少期の頃は、どんな子どもでしたか?
Q子どもの時のどんな経験が役に立っていますか?
Q通っていて感じる京大の良いところは、どんなところですか?
Q京大を目指そうと思ったのは、いつからですか?
Qこれからの夢や目標はありますか?
など、数多くの質問が寄せられました。

中には、京大を目指すお子さまもおり、現役京大生から聴く言葉に目を輝かせていました。イベント終了後も、質問をしている姿や談笑を楽しむグループもありました。


参加者の声
お子さまの声
・「国語に対する考えや、勉強に対する考えがとても変わった。勉強の本質が見えた気がするので、受けてよかったと思う。京大の事を知ることができたのも良かった。」(中3♀)
・「国語を解くときに棒線を引いて答えを繋げようとしているのが、自分には足りないところだと知れた。子どもの間は、今の現状を精一杯頑張ることが大切だと知り、これからは何事にも真剣に向き合おうと思った。文章を解くということは、ここでも考える、文の伝えたいこと、答えをわかるようになれるようにすることだと思います。」(中2♀)
保護者さまの声
・「それが必要な場面は勿論ありますが、損か得かや効率だけを求めがちな世の中で、正解の無い問い掛けに対して様々な視点から物を考え、意味を深掘りし、相手の考えを聞き、受け止め、感受性や共感力を磨くといった様々なエッセンスが多角的に沢山詰まった授業だと感じました。それが日々の塾生活に散りばめられている事に、本当に類塾で学ばせて頂いて良かったと感じ、大変感謝しております。また、子供達のこの先の成長と明るい未来を感じましたし、自分自身も明日から頑張ろうと感じました。」(小6♀父)
今回イベントに参加して登壇してくださった京大生のみなさんからも
「普段交流することのない小中高生と交流ができて、日常的に気づかないものに目を配る一つの契機になった」
「小中学生の独特な考え方に触れ、自分の頭が固くなっていたことに気づく良い機会になった」
という嬉しい声をいただきました。
この日のイベントが、参加してくださったお子さま、保護者さまにとって、視野が広がるきっかけとなり、少しでも「がんばってみたいな」と思える場になっていれば、とても嬉しく思います。
改めて、本イベントに参加してくださった京大生のみなさま、足を運んでいただいたお子さま、保護者のみなさま、ありがとうございました!
類塾プラスでは、今後も学生や卒塾生、企業の方を招いたイベントを開催していく予定です。今後の類塾プラスに、ご期待ください。