今年の夏期講習では、「作文パワーアップ講座」が開講されました。
「〇〇に行きました。楽しかったです。また行きたいです。」といった、ありきたりの作文に、一工夫加えることで、見違えるような作文が出来上がります。
今回は授業で伝えた、「類塾プラス作文術」をご紹介します!
1.一場面を豊かにふくらませる「モリモリ追記術」
2.書き出しで読者を引き込む「ワクワク書き出し術」
3.作文の魅力を引き上げる「比喩表現」を使ってみよう
4.「慣用句」を使うことで、大人っぽい作文にしてみよう
4つの作文術を活用して生まれた優秀作文を2つ紹介します。ぜひ、参考にしてください!
ゴオー。ザザー。すごく大きい音だ。
ぼくはハイキングに行った。そして山のように大きな滝を見た。下に落ちている石が宝石のように光っている。そして、石がこう言った。
「ぼくと遊んで~」かわいい声で話しかける。そして僕は川で遊んだ。エメラルドのような山と滝、宝石のような石と写真をとった。
そして三人が言った。「楽しかった?」そしてぼくはこう答えた。
「うん!楽しかった!!また来るよ!!」
そうちかってぼくは家へ帰った。
「ザクッ」
ふわりと辺りにすいかのみずみずしい香りがひろがった。空腹をさそうにおいだ。
今年の夏は特に暑い。お皿を用意しておやつ用のすいかをテーブルの上に出す。
「みんな、すいか切れたよー。」
ぞろぞろと家族が集まってくる。全員でいっせいに口に含むと、シャキシャキとすいかが笑っているような気がした。
ごそごそと何をやっているかと思い、兄の方をのぞきこんだ。皿には種で描かれたすいかがあった。その作品はずいぶん可愛らしく、ふきだしてしまった。家族も何を笑っているかとこちらをのぞきこみ、私同様にふきだした。
類塾プラスでは、全ての教科の土台となる国語力に力を入れています。通常授業でも、約2週に1回のペースで「作文トレーニング」を実施しています。
これからもより多くの人に作文を楽しみながら、上達していってもらいたいと思います。