「学ぶ意味・なりたい自分を見つける」をテーマに開講している探求講座。9月末に、成果発表会が行われました!
7月~9月の探求講座は、企業の課題を解決する「社会・しごと探究」を実施。今回は印刷会社の『高速オフセット』様と、『紙』の未来を考え、さらには東京ビッグサイトで行われる『エコプロ2025』で高速オフセット様が出展するブースの企画を考案し、成果発表会にてプレゼンを行いました!
最優秀賞のプレゼンや、生徒・企業様の声をご紹介します。
〇メンバー:中2Sさん、中2Aさん、中2Yさん、中2Iくん、中1Yくん
〇施策内容:ブース企画「バナナおみくじ」
〇企画の概要
・バナナおみくじを作成して、バナナの木に見立てた段ボールなどに貼っておく
・来場者にバナナの形に切り抜いた、バナナペーパーのおみくじを引いてもらう
・運勢だけでなく、会社のQRコードに加えて、バナナペーパーの特徴も記載しておく
→バナナペーパーを知ってもらうと共に、高速オフセットの理念も伝えていく
〇企画のポイント
・低価格で実施できる
・この企画を通して、「バナナペーパーと言えば高速オフセット」という印象を皆さんに持ってもらう
〇3つの狙い
①バナナペーパーを触ってもらいインパクトを与える≒触覚で楽しむ
②楽しさを伴う体験型で記憶に残してもらう
③持ち帰りによる効果→SNSへ発信を期待している
・運営もシンプルで、実際に企画として成り立つ
・特に、コスト面まで考えているのがよかった
・子どもたちが楽しそうにおみくじを引いている姿が浮かぶ

・初めて、会社としての企画を考える中で、アイデアを出すことは容易ではないことが分かりました(中3)
・紙は木以外からも作られることを初めて知った。(小4)
・企業の人にプレゼンする時に、どんな内容で、どういう風にしたら聞き手に興味をもってもらえるのかを考えるのが難しかった(中2)
・企画を考える中で、バナナペーパーがザンビアの人々の生活を支えていること、日用品にもバナナペーパーが使えることを知った(小6)
・初めて企業の方と関わったことで、人と関わる力が成長したと思う(小4)
・企画を考えることの難しさ、楽しさ、そしてプレゼンの仕方などを学ぶことができた。いろいろなアイデアを出すことが楽しかった(中1)
・今、世界で何が起こっているのか、それを踏まえてどのように工夫して解決していくかが重要だと感じた。貴重な体験ができました(中1)
今年度からパワーアップした探求講座ですが、こうやって社会課題に触れる中で、みなさんの視野が広がったり、新しい興味関心が見つかったりしていくことを願っています。
10月からは、新シリーズ「本質探求②:次代に求められる言語能力とは?」が始まっています。子どもたちの成長をぜひ見守ってあげてください。