
大阪府の中学生の皆さま、保護者の皆さまへ。
「チャレンジテストは内申に直結する」
「失敗したら通知表が下がる」
そんな言葉を聞いて、胸がざわついたことはありませんか。
結論からお伝えすると、チャレンジテストは「内申を決めるテスト」ではありません。
大阪府教育委員会は、テスト結果を活用して、評定(内申)の公平性の担保に資する資料を作成し、学校に提供するとしています。
だからこそ大事なのは、
「不安で空回りすること」ではなく、 やるべき順番を間違えないことです。
チャレンジテストは、大阪府教育委員会が府内の学力を把握・分析し、教育施策や指導改善に活かすために実施するテストです。
加えて、高校入試の評定の公平性に資する資料づくりにも使われます。

ポイントは「評定の範囲」になります。
これは、年度末評定が妥当かどうかを判断するために、チャレンジテストの得点分布を統計処理し、分布内の約95%を範囲として示すものです。
ここが重要なのですが、この範囲がかなり広いことが多いです。
例として、
令和元年度・中2数学の「評定の範囲」は、
評定5:100〜65点
評定4: 97〜45点
評定3: 81〜20点
評定2: 56〜2点
評定1: 36〜0点
のように、幅があります(※年度・教科で変わります)。
大阪府教育委員会では、この「評定の範囲」をもとに、各中学校の評定が妥当かどうか判断しています。
例えば、チャレンジテストで97点~45点の生徒が評定4なら、妥当かつ信頼できる評価だと見なします。
逆に、チャレンジテストで40点なのに評定4なら、不当にオマケしていないか、100点なのに評定4なら不当に評価を下げていないかなど、公平性を判断しているのです。
つまり、チャレンジテストは 「1回の出来で内申が決まる」という仕組みではありません。
チャレンジテスト前にやるべきことは、派手な難問対策ではなく、次の3つです。
1.学校の定期テスト・提出物・授業態度を改善する
内申は日々の積み重ねがベースです。
2.「落とすはずのない問題」を落とさない
焦って難問に走るほど、基礎の取りこぼしが増えます。
3.失点パターンを潰す(時間配分・ケアレスミス)
過去の単元が理解できていないなど、伸びない原因を把握することが大事です。
類塾プラスは、学校のテストや受験で試される学力+その先の人生で試される学力を育てる、という方針で指導しています。
また、50年の蓄積/自走できるツール/国語力を軸にしたカリキュラムで、お子さま自身が「やるべきことがわかり、勉強を進められる状態」に整えます。

もし今、
「うちの子は何を優先すべき?」
「点を伸ばすために、内申を獲るためにどうすればいい?」
など、お困りなら、まずはお子さまの状況から課題整理を一緒にやりましょう。
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