類塾プラスの幼小科「探求」の時間で、3週間にわたり実施した「新商品企画シリーズ」。
世の中のヒット商品から開発のヒントを学び、自分たちで商品を考え、企画書にまとめ、最後はプレゼンと投票を行う――。商品開発部になりきったこどもたちの、ワクワクと熱気に包まれたプロジェクトのグランプリがついに決定しました!
子どもたちが目を輝かせて取り組んだこの3週間。実は、「ワクワク」のその先に、これからの社会で大切になる「非認知能力(心の土台)」と、そこからつながる「認知能力(思考力・表現力)」を育む、類塾プラスならではの仕掛けがたくさんつまっていました。 子どもたちが夢中で駆け抜けた「5つのステップ」をご紹介します。
「あったらいいな」という視点で生活を見渡すことで、人の気持ちやニーズに気づく感性を磨きました。
自分だけが楽しいものではなく、「誰かの役に立つかな?」と想像を広げてゆきました。
ヒット商品の開発は、一筋縄ではいきません。でも、壁にぶつかっても大丈夫。「仲間と協力して突破してゆく」ことで、試行錯誤そのものを面白がれる、たくましい心が育ちました。
頭の中にあるアイデアを、誰にでも伝わる企画書にする。その一生懸命な試行錯誤を通して、「書く力・まとめる力」を発揮してくれました。
お友達の企画を「みんなが笑顔になるかな?」という視点で真剣に審査。お互いの良さを認め合う、温かい協働の場となりました。
子どもたちが書き上げた企画書は、どれも大人では思いつかないようなユニークな発想と、「誰かを助けたい」という温かい想いに溢れていました。 探求生全員による投票で選ばれた、受賞作品をご紹介します。

どんなものでもこれさえあれば手に入る!夢のような棚!
「こういう棚があれば、山奥のお年寄りや、身体が不自由な人も、自由にお買いものできますね!」と、利便性だけでなく、困っている人への優しい視点が高く評価されました。

このふしぎな布で、壊れたものがたちまち直ってしまう! 「ゴミが減るのもステキですが、『大切なもの』が壊れたときの気持ちに寄り添うところがグッときます」という声が集まりました。

「なりたい姿」を選べば、食材が届く!
「健康は食から!出来上がった料理ではなく、材料を配送してくれるところがいい!自分で作ると、健康意識が上がりますね」と好評!単なる便利さだけでなく、「自分で作る」という体験の価値まで提案してくれた、素晴らしい企画でした。

受賞した教室の皆さん、本当におめでとうございます!
惜しくもランク外となった企画も含め、どの作品も「誰かのために」という視点がしっかりと育っていました。 仲間からの「ここがすごい!」という温かい評価コメントが飛び交う様子は、見ている私たちまで笑顔にしてくれました。 「みんなが笑顔になる」商品を目指して頭をひねったこの経験は、子どもたちが将来、自分の力で誰かを幸せにするための大切な第一歩です。 子どもたちの「みずみずしい感性」と「考える力」は、楽しみながら、確実に伸びています。次回の探求も、どうぞご期待ください!