類塾
2024.04.17

新中3に向けて集中講座を開催しました~受験に向けてやるべきこと~

目次

    3/31(日)に、4月から受験生となる中学3年生に向けて、「集中講座 ~The First~」が類塾本部にて開催されました。
    テーマは、「学ぶ意味・伸びる勉強法を知る」です。

    今回の集中講座では、参加した生徒の96%が「やる気が上がった」と回答しました。
    「自分の将来のために勉強すると考えたら、とてもワクワクします。」「習慣化は絶対無理と思っていたけど、自信がつきました!」と、受験に向けての第一歩を踏み出せたようです。

    当日の内容を詳しく知りたい方は、どうぞご覧ください。

    学ぶ意味とは?

    学ぶ意味を掴むために、そもそも『受験』は何のためにするのかを考えてもらいました。

    本来、受験は、将来やりたいことに向けたステップのひとつです。
    「将来やりたい仕事をするために、〇〇大学で〇〇について学ぶ。そのために〇〇高校にいく。」というような将来の自己実現のための手段なのです。つまり、学ぶ意味は、「受験に合格する」という以外のところにもあるのです。

    さらに、現代は、産業の衰退が激しく、技術革新のスピードが著しく激しい時代です。人生100年時代に突入し、昔のように終身雇用・年功序列で、一生同じ仕事を続ける時代でもなくなり、一生のうちに2〜3回転職するのが当たり前の時代になりました。

    つまり、さまざまな分野を学び続ける、挑戦し続ける時代になったということです。受験で勝ち抜くにしても、社会で生き抜いていくにしても、『学習習慣を身につけること』に、学ぶ意味があります。

    大阪府の入試制度と1学期にやるべきこと

    受験に勝つためには、入試制度を知っておく必要があります。まずは、大阪府の私立高校・公立高校の受験制度が共有されました。
    私立入試においては11月の実力テストや2学期の内申で受験校が決まることや、公立高校の合格基準の目安となる数値、先輩の受験生の偏差値推移など、説明が進む中で、生徒から「私立が決まるテストまであと7か月や」という声も上がりました。

    「いままでの受験生の偏差値推移を見ればわかりますが、勝負は1学期から始まっています。1学期からやるべきことをしっかりとやっていれば、受験前には偏差値がグッと上がります。」
    「1学期は本格的に受験勉強が始まるまでの準備期間です。この期間に、受験を見据えた先取り学習と基礎の強化・弱点を補強して、入試に向けた土台を鍛えましょう。」

    講師の言葉に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。入試制度を聞く中でやるべきことがはっきりして、受験生となる自覚ができたようです。

    成績を伸ばす再構成学習

    受験に向けた勉強法のポイントのひとつに連結思考があります。
    連結思考とは、知識を丸暗記するのではなく、「単元や強化を超えたつながり」や「現実社会とのつながり」など、物事のつながりや構造を掴むことです。

    このように、学んだことからつながりを見出すことで、知識の定着率が上がり、さらに視野が広がります。実力が上昇していることを、たしかに実感するようになり、勉強が面白いものになっていきます。これが、類塾生が定期テストや受験を通して、社会で活きる学びを吸収していく秘訣です。

    連結思考を鍛える学習法として、学年を超えた教科の全体像から単元のつながりを把握し、理解が不十分な単元まで遡って学習する「再構成学習」があります。参加した生徒に、数学・英語の「再構成学習」を体感してもらいました。

    「再構成学習」を体感して、自分の弱点と向き合い、実力をつけるために何の単元から遡って学習すればいいのかを見極めることができました。

    新高校1年生からのアドバイス

    参加してくれた先輩たちから、3年生に向けて激励の言葉をかけてもらいました。

    ・Sさん
    受験勉強をしていると、必ずしんどい時が来る。そのときに、一緒に悩んでいる仲間がいれば、「一緒だな」と安心感が湧くし、乗り越えた仲間がいたら、勇気がもらえる。志望校に受かりたい自分の熱意も大事だけど、支えてくれる周りの仲間を大切にしてほしいです
    ・Oくん
    結果が9割と思ってしまうが、受験はどうしても過程が大事になってくる。受験に対して悔いが残っても、後戻りできない。悔いが残らないように、日ごろから自分に向き合おう。
    ・Fさん
    自分の苦手をいっぱい見つけてください。ここが自分ができていないんだと気付くことが受験勉強で一番大事でした。見つけ方がわからなかったり、どこが苦手かわからないときもあると思う。そういうときこそ自習室を活用してください。自分がわからないところをしっかり振り返って、苦手に向き合って突破していってください。

    公立受験を突破した先輩たちの言葉一つひとつに、真剣に耳を傾けていました。

    参加した中3生からは、
    ・自分の将来のために勉強すると考えたら、とてもワクワクします。英語の暗唱例文や単語の習慣化や、数学の苦手なところを戻って完全に理解できるようになるまでやりたいです。
    ・習慣化とか絶対無理!と思ってたけれど、1日1つ、1回からでもいいって知って、自信がつきました!
    ・私の中でこれからどこを復習しないといけないのかがちゃんとわかったし、これからその復習を頑張ろうと想えました。

    などの感想があり、受験に向けてスタートダッシュを切る1日となったようです。

    今後も、お子様の学習をサポートする有意義な場をご提供させていただきます。
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